![pen-icon](https://d23nrr7nmlf3d8.cloudfront.net/v2/icons/pen.svg?v=202407221317)
立体的で美しい!キャラクターの髪を美しくする髪の毛の塗り方講座
風になびく髪って美しくて目を惹きますよね!
でもイラストで髪のさらさら・つやつやとした質感を表現するのは難しいものです。
この髪の塗り方講座で髪を塗る手順やコツを学び、思わず触りたくなるような魅力的な髪を描けるようになりましょう!
髪の毛のベース塗り
ベタ塗りのベースを塗った状態から始めます。色相は髪の金、紫、緑の3色でまとめています。
![ベースの色を塗った髪の毛](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/01.png)
最初にベースとして全体におおまかにグラデーションをつけます。
色を塗るレイヤーの「透明部分をロック」を選択するとはみ出さずに塗ることができます。
![透明部分をロック](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/02.png)
大きいサイズのブラシで塗ると自然なグラデーションを作ることができます。
![大きなブラシで髪を塗る](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/03.png)
立体感を出すために、つむじ、頭の真ん中、凹凸が付いている部分の色を暗くし、手前に出ている部分の濃度と彩度を高くしましょう。
![陰影をつけて髪の立体感を出す](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/04.png)
髪の毛に影をつける
クリッピング機能について簡単に説明します。
まずはベースレイヤーの上に新しいレイヤーを作り、クリッピングアイコンをクリックします。
![髪のレイヤーをクリッピングする](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/05.png)
クリッピングするとクリッピングしたレイヤーで色を塗った範囲からはみ出さずに塗ることができます。
塗り残し部分があってもベースレイヤーを修正することで色塗りのレイヤーにも反映されるのでとても便利な機能です。
![クリッピングした塗り](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/06.png)
それでは影を塗っていきます。
今回は主に水彩S、濃い水彩、滑らか水彩の3種類のブラシを使います。
![3種のブラシで影を塗る](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/07.png)
影を塗るときは重なっている物との距離に注意しましょう。
重なっている部分が近いと影は濃くはっきりと、遠いと薄くぼんやりとした影になります。
![束になった髪の陰影](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/08.png)
![影を重ねて髪を描く](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/09.png)
ある程度塗れたらレイヤーの透明部分をロックして、エアブラシで色を振ります。
空気感を意識してあまり重くならないよう薄めの色を置きましょう。
![空気感を意識して髪を描く](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/10.png)
髪にハイライトを入れる
ハイライトを塗るレイヤーを作ります。影と同じように新規レイヤーを作りベースにクリッピングします。
![髪にハイライトを入れる](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/11.png)
水彩ブラシとエアブラシを使ってベースよりも明るい色で塗ります。
![水彩ブラシで明るく塗る](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/12.png)
細いブラシで髪の一本一本を意識したタッチで膨らんだ部分を中心に描写してから、太いブラシでなじませるように描くと立体感が出ます。
![タッチを意識した髪の塗り](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/13.png)
また、立体感を重視した塗り方だけでなく『透明感とツヤの出し方』に特化した講座もあるので、参考にしてみてくださいね。
髪の毛の仕上げ
線画の色を変えます。まず線画レイヤーの透明部分をロックします。
![線画レイヤーの透明部分をロック](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/14.png)
色はスポイトで付近の色を抽出して色の濃度と彩度を上げたものを使い、エアブラシで線の色を変えます。
![スポイトで色を抽出する](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/15.png)
最後に全体的な色の調整をします。
全体の手順としては、乗算、通常、オーバーレイ、発光の4つのレイヤーで色をなじませてからオーバーレイレイヤーで全体の色をまとめます。
![レイヤーモードを調整する](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/16.png)
まず乗算レイヤーで部位の塗りが足りない部分を塗ります。
特に別レイヤーが隣接する部分では影のつけ方に誤差が生じやすいのでこの段階で調整します。
![乗算レイヤーを使用する](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/17.png)
次に通常レイヤーでキャラクターを背景になじませて遠近感を出します。
![キャラを背景に馴染ませる](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/18.png)
オーバーレイレイヤーでは単調になっている部分に色相の幅をもたせたり、隣り合う色を反射させたりします。
![色相の幅をもたせる](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/19.png)
発光レイヤーでは金属、宝石、髪といった光を集めやすいものを輝かせて質感を強調します。
![金属や宝石の質感を表現](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/20.png)
最後に全体の色をまとめます。
新規レイヤーを変えたい色で全体をベタ塗りし、合成モードをオーバーレイにしたら完成です。
![レイヤーをベタ塗り](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/21.png)
![オーバーレイで馴染ませる](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/22.png)
まとめ
髪の毛の塗り方講座はいかがでしたか?また動画講座では実際にイラストを描いていきながら解説を行っていますのでぜひ見てみてください。
また、パルミーでは塗り方だけでなく「髪型の種類を紹介した講座」も公開しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
イラレポ
投稿完了
風になびく髪って美しくて目を惹きますよね!
でもイラストで髪のさらさら・つやつやとした質感を表現するのは難しいものです。
この髪の塗り方講座で髪を塗る手順やコツを学び、思わず触りたくなるような魅力的な髪を描けるようになりましょう!
髪の毛のベース塗り
ベタ塗りのベースを塗った状態から始めます。色相は髪の金、紫、緑の3色でまとめています。
![ベースの色を塗った髪の毛](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/01.png)
最初にベースとして全体におおまかにグラデーションをつけます。
色を塗るレイヤーの「透明部分をロック」を選択するとはみ出さずに塗ることができます。
![透明部分をロック](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/02.png)
大きいサイズのブラシで塗ると自然なグラデーションを作ることができます。
![大きなブラシで髪を塗る](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/03.png)
立体感を出すために、つむじ、頭の真ん中、凹凸が付いている部分の色を暗くし、手前に出ている部分の濃度と彩度を高くしましょう。
![陰影をつけて髪の立体感を出す](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/04.png)
髪の毛に影をつける
クリッピング機能について簡単に説明します。
まずはベースレイヤーの上に新しいレイヤーを作り、クリッピングアイコンをクリックします。
![髪のレイヤーをクリッピングする](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/05.png)
クリッピングするとクリッピングしたレイヤーで色を塗った範囲からはみ出さずに塗ることができます。
塗り残し部分があってもベースレイヤーを修正することで色塗りのレイヤーにも反映されるのでとても便利な機能です。
![クリッピングした塗り](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/06.png)
それでは影を塗っていきます。
今回は主に水彩S、濃い水彩、滑らか水彩の3種類のブラシを使います。
![3種のブラシで影を塗る](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/07.png)
影を塗るときは重なっている物との距離に注意しましょう。
重なっている部分が近いと影は濃くはっきりと、遠いと薄くぼんやりとした影になります。
![束になった髪の陰影](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/08.png)
![影を重ねて髪を描く](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/09.png)
ある程度塗れたらレイヤーの透明部分をロックして、エアブラシで色を振ります。
空気感を意識してあまり重くならないよう薄めの色を置きましょう。
![空気感を意識して髪を描く](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/10.png)
髪にハイライトを入れる
ハイライトを塗るレイヤーを作ります。影と同じように新規レイヤーを作りベースにクリッピングします。
![髪にハイライトを入れる](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/11.png)
水彩ブラシとエアブラシを使ってベースよりも明るい色で塗ります。
![水彩ブラシで明るく塗る](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/12.png)
細いブラシで髪の一本一本を意識したタッチで膨らんだ部分を中心に描写してから、太いブラシでなじませるように描くと立体感が出ます。
![タッチを意識した髪の塗り](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/13.png)
また、立体感を重視した塗り方だけでなく『透明感とツヤの出し方』に特化した講座もあるので、参考にしてみてくださいね。
髪の毛の仕上げ
線画の色を変えます。まず線画レイヤーの透明部分をロックします。
![線画レイヤーの透明部分をロック](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/14.png)
色はスポイトで付近の色を抽出して色の濃度と彩度を上げたものを使い、エアブラシで線の色を変えます。
![スポイトで色を抽出する](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/15.png)
最後に全体的な色の調整をします。
全体の手順としては、乗算、通常、オーバーレイ、発光の4つのレイヤーで色をなじませてからオーバーレイレイヤーで全体の色をまとめます。
![レイヤーモードを調整する](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/16.png)
まず乗算レイヤーで部位の塗りが足りない部分を塗ります。
特に別レイヤーが隣接する部分では影のつけ方に誤差が生じやすいのでこの段階で調整します。
![乗算レイヤーを使用する](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/17.png)
次に通常レイヤーでキャラクターを背景になじませて遠近感を出します。
![キャラを背景に馴染ませる](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/18.png)
オーバーレイレイヤーでは単調になっている部分に色相の幅をもたせたり、隣り合う色を反射させたりします。
![色相の幅をもたせる](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/19.png)
発光レイヤーでは金属、宝石、髪といった光を集めやすいものを輝かせて質感を強調します。
![金属や宝石の質感を表現](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/20.png)
最後に全体の色をまとめます。
新規レイヤーを変えたい色で全体をベタ塗りし、合成モードをオーバーレイにしたら完成です。
![レイヤーをベタ塗り](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/21.png)
![オーバーレイで馴染ませる](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/palmie/lesson_articles/31/22.png)
まとめ
髪の毛の塗り方講座はいかがでしたか?また動画講座では実際にイラストを描いていきながら解説を行っていますのでぜひ見てみてください。
また、パルミーでは塗り方だけでなく「髪型の種類を紹介した講座」も公開しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者から絵師デビュー!
厚塗りのエッセンスを取り入れた「厚塗り風」イラストの描き方を解説!わかりやすい動画授業+質問相談サポートで、あなたの上達を更に加速【7日間の無料お試し実施中】
詳細はコチラ!![](https://d23nrr7nmlf3d8.cloudfront.net/assets/images/lessons/bnr_x.png?v=202407221317)