水彩イラストメイキング『金魚と少女』：透明水彩でアナログイラストを描こう

この講座はイラストレーターとして活躍するwakaさんによる透明水彩を使用したメイキングです。アナログ絵の魅力をいっぱいに伝えていけたらと思います！透明水彩を使ってみようかな、と検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

水彩を使用したアナログ絵のメイキング

まず最初に、使用する画材を紹介します。wakaさんが今回使用している画材はこちらの透明水彩です。

用意していたラフに早速着色していきます。金魚の背景となる水から描いていきます。

背景である青色を大まかにイラスト全体に塗った後は、女の子の肌を塗っていきます。

手や背中部分に色を塗った後は、髪の毛にも着色をしていきます。

女の子の髪の毛に様々な色を加えていき、グラデーションを作っていきます。

金魚に描き込みを行っていきます。

水中に描いている気泡の縁を、白く塗っていきます。こうすることで背景と同化することを防げます。

女の子の顔に描き込みを行っていきます。眼の中を塗る際、水の青色を映り込ませています。

ハイライトを加えながら細部を描き込んでいきます。

女の子のイラストが完成しました。水彩の「にじみ」をいかしてさまざまなグラデーションをつくっています。

女の子の衣装である着物も塗り終えました。

完成したイラストがこちらです。幻想的なイラストが仕上がりました。

以上でwakaさんによる金魚と少女をモチーフにしたメイキングは終了です。透明水彩の独特の塗り味をお楽しみ頂けたでしょうか？水彩画を描く機会があればぜひチャレンジしてみてくださいね！