
手の描き方を構造から解説|アタリ・指・練習のコツ
手を自然に描くには、手を親指・親指の付け根・4本の指・手のひらの4つのパーツに分けて構造を捉えることが大切です。
この記事では、4つのパーツを使った手の描き方やアタリの取り方、関節・指・爪を自然に描くコツを順番に解説します。
描く機会の多い「手」だからこそ、しっかりと習得しましょう!
講師紹介:しぐれうい先生
しぐれうい先生は、ライトノベルの挿絵、ゲーム・TCGのイラスト、VTuber「大空スバル」「千燈ゆうひ」のキャラクターデザインなどを手がけるイラストレーターです。現在はVTuber・アーティストとしても活動しています。本講座では、手の構造や指・関節の動きを、イラストを使って分かりやすく解説しています。
全身がスラスラ描けるようになる!?
【初心者歓迎】超人気のジェスチャードローイング講座が公開中!わかりやすい動画授業+質問相談サポートで、あなたの上達を更に加速!【7日間の無料お試し実施中】
詳細はコチラ!手は4つのパーツに分けると描きやすい
STEP1 手を4つのパーツに分けて構造を理解する
手は、親指・親指の付け根・4本の指・手のひらの4つのパーツに分けて考えると描きやすくなります。
手はその形自体や動きのバリエーションにより複雑に見てしまうかと思いますが、大まかにグループ分けして考えると手の形を考えやすくなり、描きやすくなります。

まず手全体を、次の4つのパーツに分けて考えてみましょう。
1.青色の親指
2.水色の親指の付け根
3.親指以外の4本の指
4.手のひら

上のように、4つにわけました。なぜこの4つに分けたのかは、それぞれの動きを見てみると理由が分かります。
まず、青色の親指についてですが、親指は内側へ折る動きしかできません。

次に、親指の付け根である水色の部分も同様で、手のひらの方へたたみ込むような動きしかできません。
ただ、青色になっている親指と水色の親指の付け根は、それぞれ動き方が違うので注意してください。

親指以外の黄色い部分についてですが、こちらは4本ともすべて同じ動きをします。
親指と親指以外の指は、同じ「指」であっても構造が違うということを理解すると、綺麗に手を描くことができます。

黄色い4本の指を内側に曲げるにあたり注意したいことは、各指の付け根から内側に曲がるのではなく、付け根の少し下、手のひらの部分から曲がるということです。

この理由は、この4本の指は関節の部分から曲がるからです。
関節をデフォルメして描かなくても、関節の位置を意識することによって自然な手の動きを描くことができます。

もう一つの注意点は、指の付け根の位置です。
指の付け根の位置ですが、画像のように小さく山を描くような指の配置にするとよいでしょう。

4つのパーツを意識して手のイラストを描く
STEP2 アタリから手全体を描く
手は、最初に4つのパーツでアタリを取り、そのあとに指や手のひらを描き込むと、自然なバランスに仕上がります。
手の全体を1つとして考えるのではなく、手を4つのパーツに分けて描いてみましょう。
まずこのようにアタリを描きます。参考に自分の手を見て描くとよいでしょう。

次にそのアタリをベースに指や手のひらなどを描いていきます。
この方法は様々な手の形に応用できます。
何かを持つ手や向かってきている手は下のように描くことができます。

STEP3 関節と肉付きを描き分けて立体感を出す
立体感のある手を描くには、関節と肉付きの部分を描き分けることが大切です。 絵柄によって手の描き方、デフォルメの仕方も変わってきますが、立体感を感じる手の描き方のコツを紹介します。

上のイラストで丸がついている部分は関節があるところで、 骨を感じられるよう少し固めに描きます。
筆圧の強弱を利用して表現するのもよいでしょう。

関節と反対側の緑のラインは肉付きがとても良いところです。
ふんわりと曲線で描くとふっくらした印象になります。

また、肉がよせられてできるしわも描くとリアルさや立体感を出すことができます。

STEP4 指・爪・握った手の関節を描く
自然な手を描くには、指の関節の動きや爪の形、握った手の関節の見え方まで意識することが大切です。
指の動きもまっすぐというわけではなく、関節ごとに多少動きが変わります。
少し反っているところやふくらむところもあるのでよく観察してみましょう。

また、伸ばしている指だけでなく、折りたたんでいる他の指の角度にも気を付けましょう。

ちなみに、力を入れると指は少し反るようになっています。
こちらも関節を意識して、少しだけ角度をつけるとよいでしょう。

爪の生えているところは少しカーブさせます。

また、爪もさまざまな描き方があります。
下のように爪の側面と付け根の部分を描写する場合や、爪の側面のみを描写してデフォルメする描き方もあります。

また、下のように丸みを持たせつつ、角張った爪にしたり、爪を短くして丸みをつけたりと様々な表現ができます。

また、爪を描かないというのも、表現の方法の一つでしょう。
自分の絵柄にはどの爪が一番合うか考えて描くとより魅力が出てくるのではないでしょうか。

最後に、握った手を描く時の関節の表現について解説します。
拳を描く際は、下のように印をつけている関節を意識して描くのがポイントです。
しっかりと関節を描くことにより、力強く握っている印象になります。

また、折りたたんでいる指もしっかり描くことで立体感が生まれます。

性別・年齢による手の描き分け例
性別・年齢によって手の形は異なります。描きたいキャラクターに合った手を意識しましょう。
指先を細く、縦爪にすると女性らしくなります。指先を反らすと華奢な印象になります。
男性の手は関節を強調すると良いでしょう。また、歳をとるにつれて肉つきが悪くなり、シワが増えます。
ここでは、性別や年齢による手の描き分けをイメージしやすいよう、パルミー受講生の皆さんが描いたイラスト(イラレポ)をご紹介します。
手や指の描き方や描き分けの参考としてご覧ください
手や指の描き方 イラストbyさときち
手や指の描き方 イラストbyにゃんたろー
手の描き分け イラストby yongo.
すべてのイラレポをみる
まとめ|手の描き方のポイントをおさらい
手を自然に描くには、親指、親指の付け根、4本の指、手のひらの4つのパーツに分けて構造を捉えることが大切です。最初から指を一本ずつ描き込まず、手のひらの向きと大きさを決めてから、4本指を一つのまとまりとして置き、親指と親指の付け根を加えましょう。
関節の位置や指の付け根の並びを意識し、骨を感じる部分は少し固めに、肉付きのある部分は曲線で描き分けると、手に立体感が生まれます。指や爪、握った手を描くときも、細部を描き込む前に手全体の向きと形を確認してください。
手の描き方を練習するときのポイント
練習するときは、自分の手や受講生作例など、参考にする手を一つ選び、手のひらがどちらを向いているか、親指がどの位置にあるかを観察します。輪郭から描き始めず、手のひら、4本指、親指の付け根、親指を簡単な形で捉えてから、関節や指先を描き足しましょう。
描き終わったら見本と比べ、指の長さ、付け根と関節の並び、親指の向き、手のひらと指の向きが合っているかを確認します。直したい点を一つ選び、同じ手をもう一度描くと、形が崩れた原因を見つけやすくなります。慣れてきたら、開いた手、握った手、物を持つ手など、異なる形にも練習対象を広げてみましょう。
パルミー月謝制講座で手の描き方をさらに学ぶ
この記事では、手を4つのパーツに分けて構造を捉える方法や、アタリの取り方、関節・肉付き・指・爪を自然に描くコツを紹介しました。
さらに、さまざまな角度やポーズの手を描けるようになりたい方は、パルミーの月謝制講座『基本から始める!手の描き方講座』をぜひご覧ください。
パルミー月謝制では、初心者向けから応用まで幅広いイラスト講座をオンラインで受講できます。
講師の実演を見ながら、描き方のコツを学べるのも魅力です。
7日間の無料お試しも利用できるので、気になる講座を実際に受講してみましょう。
手を自然に描くには、手を親指・親指の付け根・4本の指・手のひらの4つのパーツに分けて構造を捉えることが大切です。
この記事では、4つのパーツを使った手の描き方やアタリの取り方、関節・指・爪を自然に描くコツを順番に解説します。
描く機会の多い「手」だからこそ、しっかりと習得しましょう!
講師紹介:しぐれうい先生
しぐれうい先生は、ライトノベルの挿絵、ゲーム・TCGのイラスト、VTuber「大空スバル」「千燈ゆうひ」のキャラクターデザインなどを手がけるイラストレーターです。現在はVTuber・アーティストとしても活動しています。本講座では、手の構造や指・関節の動きを、イラストを使って分かりやすく解説しています。
手は4つのパーツに分けると描きやすい
STEP1 手を4つのパーツに分けて構造を理解する
手は、親指・親指の付け根・4本の指・手のひらの4つのパーツに分けて考えると描きやすくなります。
手はその形自体や動きのバリエーションにより複雑に見てしまうかと思いますが、大まかにグループ分けして考えると手の形を考えやすくなり、描きやすくなります。

まず手全体を、次の4つのパーツに分けて考えてみましょう。
1.青色の親指
2.水色の親指の付け根
3.親指以外の4本の指
4.手のひら

上のように、4つにわけました。なぜこの4つに分けたのかは、それぞれの動きを見てみると理由が分かります。
まず、青色の親指についてですが、親指は内側へ折る動きしかできません。

次に、親指の付け根である水色の部分も同様で、手のひらの方へたたみ込むような動きしかできません。
ただ、青色になっている親指と水色の親指の付け根は、それぞれ動き方が違うので注意してください。

親指以外の黄色い部分についてですが、こちらは4本ともすべて同じ動きをします。
親指と親指以外の指は、同じ「指」であっても構造が違うということを理解すると、綺麗に手を描くことができます。

黄色い4本の指を内側に曲げるにあたり注意したいことは、各指の付け根から内側に曲がるのではなく、付け根の少し下、手のひらの部分から曲がるということです。

この理由は、この4本の指は関節の部分から曲がるからです。
関節をデフォルメして描かなくても、関節の位置を意識することによって自然な手の動きを描くことができます。

もう一つの注意点は、指の付け根の位置です。
指の付け根の位置ですが、画像のように小さく山を描くような指の配置にするとよいでしょう。

4つのパーツを意識して手のイラストを描く
STEP2 アタリから手全体を描く
手は、最初に4つのパーツでアタリを取り、そのあとに指や手のひらを描き込むと、自然なバランスに仕上がります。
手の全体を1つとして考えるのではなく、手を4つのパーツに分けて描いてみましょう。
まずこのようにアタリを描きます。参考に自分の手を見て描くとよいでしょう。

次にそのアタリをベースに指や手のひらなどを描いていきます。
この方法は様々な手の形に応用できます。
何かを持つ手や向かってきている手は下のように描くことができます。

STEP3 関節と肉付きを描き分けて立体感を出す
立体感のある手を描くには、関節と肉付きの部分を描き分けることが大切です。 絵柄によって手の描き方、デフォルメの仕方も変わってきますが、立体感を感じる手の描き方のコツを紹介します。

上のイラストで丸がついている部分は関節があるところで、 骨を感じられるよう少し固めに描きます。
筆圧の強弱を利用して表現するのもよいでしょう。

関節と反対側の緑のラインは肉付きがとても良いところです。
ふんわりと曲線で描くとふっくらした印象になります。

また、肉がよせられてできるしわも描くとリアルさや立体感を出すことができます。

STEP4 指・爪・握った手の関節を描く
自然な手を描くには、指の関節の動きや爪の形、握った手の関節の見え方まで意識することが大切です。
指の動きもまっすぐというわけではなく、関節ごとに多少動きが変わります。
少し反っているところやふくらむところもあるのでよく観察してみましょう。

また、伸ばしている指だけでなく、折りたたんでいる他の指の角度にも気を付けましょう。

ちなみに、力を入れると指は少し反るようになっています。
こちらも関節を意識して、少しだけ角度をつけるとよいでしょう。

爪の生えているところは少しカーブさせます。

また、爪もさまざまな描き方があります。
下のように爪の側面と付け根の部分を描写する場合や、爪の側面のみを描写してデフォルメする描き方もあります。

また、下のように丸みを持たせつつ、角張った爪にしたり、爪を短くして丸みをつけたりと様々な表現ができます。

また、爪を描かないというのも、表現の方法の一つでしょう。
自分の絵柄にはどの爪が一番合うか考えて描くとより魅力が出てくるのではないでしょうか。

最後に、握った手を描く時の関節の表現について解説します。
拳を描く際は、下のように印をつけている関節を意識して描くのがポイントです。
しっかりと関節を描くことにより、力強く握っている印象になります。

また、折りたたんでいる指もしっかり描くことで立体感が生まれます。

性別・年齢による手の描き分け例
性別・年齢によって手の形は異なります。描きたいキャラクターに合った手を意識しましょう。
指先を細く、縦爪にすると女性らしくなります。指先を反らすと華奢な印象になります。
男性の手は関節を強調すると良いでしょう。また、歳をとるにつれて肉つきが悪くなり、シワが増えます。
ここでは、性別や年齢による手の描き分けをイメージしやすいよう、パルミー受講生の皆さんが描いたイラスト(イラレポ)をご紹介します。
手や指の描き方や描き分けの参考としてご覧ください
手や指の描き方 イラストbyさときち
手や指の描き方 イラストbyにゃんたろー
手の描き分け イラストby yongo.
すべてのイラレポをみる
まとめ|手の描き方のポイントをおさらい
手を自然に描くには、親指、親指の付け根、4本の指、手のひらの4つのパーツに分けて構造を捉えることが大切です。最初から指を一本ずつ描き込まず、手のひらの向きと大きさを決めてから、4本指を一つのまとまりとして置き、親指と親指の付け根を加えましょう。
関節の位置や指の付け根の並びを意識し、骨を感じる部分は少し固めに、肉付きのある部分は曲線で描き分けると、手に立体感が生まれます。指や爪、握った手を描くときも、細部を描き込む前に手全体の向きと形を確認してください。
手の描き方を練習するときのポイント
練習するときは、自分の手や受講生作例など、参考にする手を一つ選び、手のひらがどちらを向いているか、親指がどの位置にあるかを観察します。輪郭から描き始めず、手のひら、4本指、親指の付け根、親指を簡単な形で捉えてから、関節や指先を描き足しましょう。
描き終わったら見本と比べ、指の長さ、付け根と関節の並び、親指の向き、手のひらと指の向きが合っているかを確認します。直したい点を一つ選び、同じ手をもう一度描くと、形が崩れた原因を見つけやすくなります。慣れてきたら、開いた手、握った手、物を持つ手など、異なる形にも練習対象を広げてみましょう。
パルミー月謝制講座で手の描き方をさらに学ぶ
この記事では、手を4つのパーツに分けて構造を捉える方法や、アタリの取り方、関節・肉付き・指・爪を自然に描くコツを紹介しました。
さらに、さまざまな角度やポーズの手を描けるようになりたい方は、パルミーの月謝制講座『基本から始める!手の描き方講座』をぜひご覧ください。
パルミー月謝制では、初心者向けから応用まで幅広いイラスト講座をオンラインで受講できます。
講師の実演を見ながら、描き方のコツを学べるのも魅力です。
7日間の無料お試しも利用できるので、気になる講座を実際に受講してみましょう。
