自分の絵が下手に見える人へ。つらい気持ちを上達につなげる武器にしよう【お悩み相談】

突然ですが、みなさんの中にこんなお悩みを抱えている方はいませんか？
「お手本を見て描いてるのに、同じように描けない」
「初心者なのはわかってるけど、それにしたって描けなくて心が折れそう」
「自分の下手な絵を見るのがつらい」
パルミーの受講者からも、このようなご相談が多く寄せられています。

今回の記事では、そんな悩みを解消するための考え方をご紹介します！

自分の絵が下手に見える人＝成長速度が早いタイプ!?

「自分の絵が下手だ」と気づけること。
それって、シビアに自分の絵のよくないところを観察できているということ。
つまり、自分の絵に対して客観的な観察力を持っているということなんです。
このように悩んでいる方は、実は成長速度が早いタイプかもしれません。

客観的な観察力は、絵の上達に大事な素養です。
今は辛いかもしれませんが、将来必ず自分を助けてくれる力になります！

つらい気持ちになる時の3つの対策

対策1. 言葉にして書き出してみる

「なんか可愛くない」「似てない」……
そういった曖昧な不安を抱え続けるのは心の負担になりますです。
仮説でもいいので、「目の幅が変？」「パーツのサイズを変えてみよう」など、
改善するための案を細かく分解して書き出してみてください。

次に絵を描く時はこうしてみよう、と具体的に行動できるよう言語化するのがポイント。
できたところには花丸をつけてみるのも、モチベーション維持におすすめです。

対策2. 他の人に見てもらう

仲の良い友人や家族、お絵かき仲間、SNSでのフィードバックなど、
他人の視点を借りてみるのも良い方法です。

自分が気にしていた部分が、実は他人にとっては気にならないこともありますし、
もし自分と他人とで気になるところが一致していたら、課題が明確になります。
逆に自分の絵に自信が持てる発見があるかもしれません。

対策3. 投げ出してみる

自分の絵の粗が見えすぎてつらくなってしまうタイプの方は、
いっそ「やらない」時間を作ってみてください。

少し時間を置くと、冷静に「こうすればよかったかも」と改善案に気づけることがあります。
そのあとは「思いついた案を試してみたい」という気持ちが湧いてきて、
もう一回描いてみよう、と自然に気持ちが切り替わるでしょう。

特に、描いている途中で投げ出すと「中途半端で気持ち悪い！」と気になってきて
また描きたい気持ちが湧いてくるケースもよくあります。

つらい気持ちは武器になる

「自分の絵が下手でつらい」という気持ちとうまく付き合っていけば、上達につながるはずです。
上達しても「自分の絵が下手に見えてつらい」と思い続けてしまう可能性はありますが、
それはクオリティの高い絵を描き上げるために必要となる技能の一つなのかもしれません。

つらい気持ちは逆に「武器」にして、上手く付き合って武器を磨いていきましょう！