【初心者向け】女の子を可愛く、魅力的に!イラストのラフの描き方メイキング
ポップでかわいい女の子を描いてみたい!
プロのイラストレーターの制作工程から、女の子の描き方を学んでみるのもオススメです。
今回は、パルミー月謝制講座「ポップでかわいい女の子イラストメイキング講座」より、内容を一部抜粋してご紹介します。
アイデア出しからキャラクター作画の実演まで、イラスト制作の工程をメイキングで解説しています。
かわいい女の子の描き方
イラストの制作手順
下記の手順で女の子のイラストを制作していきます。
- アイデア出し
- ラフ
- 線画を整える
- 色分け
- 塗り
- 仕上げ
①アイデア出し
テーマを決める
講師のちょん*先生は、ポップで可愛い雰囲気の「ゆめかわ」な女の子を描こうと、最初に思ったそうです。
「かわいい」という言葉から連想して、ピンクを主体とした色合いや、お菓子・ファッションといったモチーフも決まってきます。
資料集めに便利なPinterest
Pinterestは、Web上の画像を自分のボードに集めることができるサービスです。
Pinterestを使って、イラストのテーマに沿って資料を集めましょう。
ちょん*先生は、「ピンク お菓子」や「ポップ 衣装デザイン」といったキーワードで検索をして、気になる画像を集めていったそうです。
※Webで集めた資料画像は、あくまで参考にするだけです。
意匠権の侵害となるようなデザインの流用はしないようにしましょう。
②ラフ
メイキングではペイントツールのSAIを使っています。
SAI特有の機能は使っていないため、CLIP STUDIO PAINTなどの他のペイントソフトでも代用できます。
ラフを線画に活かす
ラフは自分の描きやすいところから描いていきましょう。
ちょん*先生は顔の輪郭から描き始めています。
ちょん*先生の場合、ラフをブラッシュアップして、そのまま線画に活かす方法でイラストを制作しています。
そのため、ラフはなるべく一本線で描くようにしているそうです。
ラフの時点から、目・輪郭・髪……といったようにレイヤーを分けて描いています。
レイヤーを分けておくと、パーツごとの位置の調整などがしやすくなります。
拡大・縮小・回転を活用する
目の角度が少しおかしい、体が大きすぎる……といったように、描いたラフに違和感を感じるときもあると思います。
そんな場合は、変形ツールを使って微調整をするのもオススメです。
解説図では、目の大きさや角度を変形しながら調整しています。
変形する領域は、[投げなわ]や[選択ペン]などで選択範囲を作りましょう。
難しいパーツは資料を見る
ドリンクを持っている手を描きます。
ちょん*先生は自分の手をスマホで撮影して、写真を見ながら手を描いているそうです。
想像だけで描きづらい箇所がある場合は、資料を見ながら描いてみてください。
配色を考えながらラフを作る
今回はポップな女の子がテーマです。
可愛い雰囲気が出るように、袖口がダボっとしているアウターに決めました。
ピンク主体のアウターにもう何色か入れたいと考え、シャツ・ベスト・ネクタイも追加しています。
メインの色に対してアクセントカラーを入れる場所など、色のことも考えながらラフを描いていきましょう。
③線画を整える
線をきれいにする
ラフを描いたレイヤーを選択して、線をきれいにしていきましょう。
[筆]→[消しゴム]→[筆]……といったように、描き消しを繰り返しながら線を整えます。
解説図の左側がラフの状態で、目や髪の線を整えると右側のようになります。
線は強弱をつけて描くときれいに見えます。
小物のデザインを描き足す
ハートのワッフルのアクセサリーや、ドリンクのパッケージなどを描き足します。
小物などのデザインを新しく描き加える場合は、新規レイヤーを作成して描いています。
暖色が主体のイラストなので、ちょん*先生は赤系統のフルーツを入れたいと思ったそうです。
耳にはさくらんぼのピアスを描き加え、ポップな女の子なのでネイルも追加しています。
小物の細部を描くと絵の情報量は上がりますが、全体的に描き込みすぎると見づらくなってしまいます。
見せたい部分だけを描き込むなど、バランスを意識してみてください。
線画の完成
解説図の左側のラフから、線を整えて服飾のデザインを描き足して、右側の線画が完成しました。
頭の上のベレー帽、袖口のレース、うさぎの装飾も追加しています。
単にラフの線をきれいにするだけでなく、ポップな感じや可愛い印象を出すための工夫が加えられています。
④色分け
選択範囲を作る
塗り用の新規レイヤーを作り、色分けをしていきます。
帽子とアウターは同じピンク色で塗るので、同じレイヤーに塗ってしまいます。
まずは、[自動選択]で大まかな選択範囲を取ります。
[自動選択]で選択できなかった細かい隙間は、[選択ペン]で選択していきます。
選択範囲を作ったら、ブラシサイズを大きくした[鉛筆]で色を塗ります。
髪や目など、他のパーツも同様の手順で色分けをしていきましょう。
配色を探しながら塗っていく
[鉛筆]と[ぼかし]で髪にグラデーションを入れてみたり、フィルタの[色相・彩度]で色相を変えてみたり、マッチする色を探しながら塗っていきます。
ちょん*先生は、最初はピンクと水色の配色を考えていたそうです。
しかし、他の小物の色なども含めると、色が散らかりそうな感じがするとのことでした。
キャラクターだけでなく、イラスト全体の印象を考えながら配色を決めていきましょう。
キャラクターの色分けの完成
最終的に、髪の毛は茶色に落ち着きました。
髪の毛が茶色であれば、他の小物の色と合わせても、まとめやすいとのことです。
ピンクを主体としたイラストですが、薄いピンク・中間のピンク・濃いピンクと、色味に幅を出しています。
メインのピンク色を引き立てるアクセントカラーとして、ベストはミントブルーの色を塗っています。
塗りや仕上げをしてイラストの完成
更に小物の色分けをして、塗りや仕上げの工程を経てイラストの完成です!
オシャレな色合いやアクセサリーが素敵な、ポップでかわいい女の子に仕上がりました。
「ポップでかわいい女の子イラストメイキング講座」をもっと詳しく動画で解説!7日間の無料お試しで視聴しよう!
パルミーの月謝制講座「ポップでかわいい女の子イラストメイキング講座」では、プロのイラストレーターによるイラスト制作の手順や考え方を、より詳しく動画で解説しています。
- イラストの制作手順や筆の動かし方
- 色選びや配色の考え方
- かわいく見える瞳の塗り方
- 映える影の塗り方
- 仕上げや加工の方法
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かわいい女の子の描き方
イラストの制作手順
下記の手順で女の子のイラストを制作していきます。
- アイデア出し
- ラフ
- 線画を整える
- 色分け
- 塗り
- 仕上げ
①アイデア出し
テーマを決める
講師のちょん*先生は、ポップで可愛い雰囲気の「ゆめかわ」な女の子を描こうと、最初に思ったそうです。
「かわいい」という言葉から連想して、ピンクを主体とした色合いや、お菓子・ファッションといったモチーフも決まってきます。
資料集めに便利なPinterest
Pinterestは、Web上の画像を自分のボードに集めることができるサービスです。
Pinterestを使って、イラストのテーマに沿って資料を集めましょう。
ちょん*先生は、「ピンク お菓子」や「ポップ 衣装デザイン」といったキーワードで検索をして、気になる画像を集めていったそうです。
※Webで集めた資料画像は、あくまで参考にするだけです。
意匠権の侵害となるようなデザインの流用はしないようにしましょう。
②ラフ
メイキングではペイントツールのSAIを使っています。
SAI特有の機能は使っていないため、CLIP STUDIO PAINTなどの他のペイントソフトでも代用できます。
ラフを線画に活かす
ラフは自分の描きやすいところから描いていきましょう。
ちょん*先生は顔の輪郭から描き始めています。
ちょん*先生の場合、ラフをブラッシュアップして、そのまま線画に活かす方法でイラストを制作しています。
そのため、ラフはなるべく一本線で描くようにしているそうです。
ラフの時点から、目・輪郭・髪……といったようにレイヤーを分けて描いています。
レイヤーを分けておくと、パーツごとの位置の調整などがしやすくなります。
拡大・縮小・回転を活用する
目の角度が少しおかしい、体が大きすぎる……といったように、描いたラフに違和感を感じるときもあると思います。
そんな場合は、変形ツールを使って微調整をするのもオススメです。
解説図では、目の大きさや角度を変形しながら調整しています。
変形する領域は、[投げなわ]や[選択ペン]などで選択範囲を作りましょう。
難しいパーツは資料を見る
ドリンクを持っている手を描きます。
ちょん*先生は自分の手をスマホで撮影して、写真を見ながら手を描いているそうです。
想像だけで描きづらい箇所がある場合は、資料を見ながら描いてみてください。
配色を考えながらラフを作る
今回はポップな女の子がテーマです。
可愛い雰囲気が出るように、袖口がダボっとしているアウターに決めました。
ピンク主体のアウターにもう何色か入れたいと考え、シャツ・ベスト・ネクタイも追加しています。
メインの色に対してアクセントカラーを入れる場所など、色のことも考えながらラフを描いていきましょう。
③線画を整える
線をきれいにする
ラフを描いたレイヤーを選択して、線をきれいにしていきましょう。
[筆]→[消しゴム]→[筆]……といったように、描き消しを繰り返しながら線を整えます。
解説図の左側がラフの状態で、目や髪の線を整えると右側のようになります。
線は強弱をつけて描くときれいに見えます。
小物のデザインを描き足す
ハートのワッフルのアクセサリーや、ドリンクのパッケージなどを描き足します。
小物などのデザインを新しく描き加える場合は、新規レイヤーを作成して描いています。
暖色が主体のイラストなので、ちょん*先生は赤系統のフルーツを入れたいと思ったそうです。
耳にはさくらんぼのピアスを描き加え、ポップな女の子なのでネイルも追加しています。
小物の細部を描くと絵の情報量は上がりますが、全体的に描き込みすぎると見づらくなってしまいます。
見せたい部分だけを描き込むなど、バランスを意識してみてください。
線画の完成
解説図の左側のラフから、線を整えて服飾のデザインを描き足して、右側の線画が完成しました。
頭の上のベレー帽、袖口のレース、うさぎの装飾も追加しています。
単にラフの線をきれいにするだけでなく、ポップな感じや可愛い印象を出すための工夫が加えられています。
④色分け
選択範囲を作る
塗り用の新規レイヤーを作り、色分けをしていきます。
帽子とアウターは同じピンク色で塗るので、同じレイヤーに塗ってしまいます。
まずは、[自動選択]で大まかな選択範囲を取ります。
[自動選択]で選択できなかった細かい隙間は、[選択ペン]で選択していきます。
選択範囲を作ったら、ブラシサイズを大きくした[鉛筆]で色を塗ります。
髪や目など、他のパーツも同様の手順で色分けをしていきましょう。
配色を探しながら塗っていく
[鉛筆]と[ぼかし]で髪にグラデーションを入れてみたり、フィルタの[色相・彩度]で色相を変えてみたり、マッチする色を探しながら塗っていきます。
ちょん*先生は、最初はピンクと水色の配色を考えていたそうです。
しかし、他の小物の色なども含めると、色が散らかりそうな感じがするとのことでした。
キャラクターだけでなく、イラスト全体の印象を考えながら配色を決めていきましょう。
キャラクターの色分けの完成
最終的に、髪の毛は茶色に落ち着きました。
髪の毛が茶色であれば、他の小物の色と合わせても、まとめやすいとのことです。
ピンクを主体としたイラストですが、薄いピンク・中間のピンク・濃いピンクと、色味に幅を出しています。
メインのピンク色を引き立てるアクセントカラーとして、ベストはミントブルーの色を塗っています。
塗りや仕上げをしてイラストの完成
更に小物の色分けをして、塗りや仕上げの工程を経てイラストの完成です!
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- かわいく見える瞳の塗り方
- 映える影の塗り方
- 仕上げや加工の方法
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