pen-iconpen-icon男子の制服の描き方!学ラン・ブレザーの特徴を学ぼう

学校を舞台にした作品では、制服を着たキャラクターを描く機会も多いと思います。
学ランやブレザーってどうやって描くの? とお悩みの方は、まずは服の特徴から覚えてみましょう!

今回は、漫画家のにーづま。先生による、パルミー月謝制講座「制服の描き方講座【男子制服編】」より、内容を一部抜粋してご紹介します。
学ラン・ブレザーの特徴や、描き方のポイントを見ていきましょう。

学ランの描き方

学ランとは何か?

江戸時代から明治時代にかけて、当時の日本はオランダと外交をしており、西洋の洋服は「蘭服」・「ランダ」と呼ばれていました。
「学ラン」は、学生用の蘭服の略語と考えられています。

学ランは詰め襟が特徴的で、襟の前をホックで留めて着用します。

学ランの特徴を写真で解説

学ランの襟元

学ランの襟元

赤く塗られている部分は、学校の紋章のバッヂが刺さる箇所です。
男子学生のキャラクターを描く際には、オリジナルのピンバッヂを描くと特色が出しやすいです。

また、男性の服は、右(向かって左側)にボタンが付いているので間違えないようにしましょう。

学ランの正面

学ランの正面

学ランの正面には5個のボタンが付いています。
袖に付いているボタンは、左右でそれぞれ2個ずつです。

学ランの丈はお尻が隠れるぐらいの長さで、第5ボタンは意外と上の方に付いています。
5個目のボタンを描いたら、すぐ下にはベルトと腰がくることを覚えておきましょう。

学ランの襟元(開いている状態)

学ランの開いている襟元

襟の左(画面向かって右側)には、襟を留めるためのホックが付いています。
また、襟の反対側には、ホックを引っ掛ける金具が付いています。

学ランらしく見せるために、襟の部分は硬めに表現しましょう。

学ランの作画手順

男性の素体

男性の素体の上から学ランを着せていきます。
詰め襟とボタンに気をつけながら描いていきましょう。

詰め襟を描く

詰め襟を描く

襟の前を留めた状態の学ランを描いていきます。

詰め襟は、首をぐるっと回るような形状をしています。
首を一周するような二本の線で、詰め襟のアタリを取りましょう。

前立て・ベルトを描く

前立て・ベルトを描く

男性の服なので、服の左身頃(服の向かって右側の部分)が上にくるように描きます。

ベルトは学ランで隠れてしまいますが、位置の目安のためにベルトも描いておくのがオススメです。

ボタン・体のラインを描く

ボタン・体のラインを描く

ベルトの上に第5ボタンまで入るように描きましょう。

肩や腕の部分は、体のラインに沿って描くことでスリムな印象になります。

袖のボタンを描く

袖のボタンを描く

袖に付いてる2つのボタンも忘れずに描きます。
袖のボタンは小指側、と覚えておきましょう。

学ランを描くときのポイント

学ランの作画ポイント

・襟の生地は硬いので、シワはできない
・襟元に「白フチ」を追加する
・肩のつなぎ目は生地が硬めなので、少し盛り上がる

襟の硬さを表現することで、学ランらしさを出すことができます。
肩の繋ぎ目も生地が硬いことを覚えておきましょう。

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ブレザーの描き方

ブレザーとは何か?

現代では、学ランの代わりにブレザーが学生制服の主流になってきました。

ブレザーはジャケットの一種で、金属のボタンやエンブレムが特徴です。
学ランとは違って首元が開いているので、下に着ているYシャツやネクタイが見えます。

ブレザーの特徴を写真で解説

ブレザーの正面(拡大)

ブレザーの正面(拡大)

学ランの正面には5個のボタンが付いていましたが、ブレザーの正面のボタンは2個です。
ブレザーの左右の袖にも、ボタンが2個ずつ付いています。

ブレザーの正面

ブレザーの正面

ブレザーの首元のYシャツ・ネクタイが見える領域は、V字のような形を作っています。
首元のV字に沿って、上襟(カラー)と下襟(ラペル)が付いています。

上襟は五角形で、下襟は三角形の形をイメージすると描きやすいです。

ブレザーの正面2

ブレザーの左(向かって右側)の下襟は、第1ボタンの手前でカーブをしています。

学ランと同じように、ブレザーの丈はお尻が隠れるくらいの長さです。
第2ボタンの下辺りにベルトがくることを覚えておきましょう。

ブレザーの作画手順

V字のラインを描く

V字のラインを描く

首の回りを一周するアタリの線を引き、V字を描きます。

V字は、開きすぎても閉じすぎても恰好が悪く見えてしまいます。
みぞおちの辺りでV字が重なるように描きましょう。

上襟・下襟を描く

上襟・下襟を描く

上襟は五角形をイメージして描きましょう。
鎖骨と重なる位置に五角形を描くとちょうど良いです。

ボタン・ベルトを描く

ボタン・ベルトを描く

胸の下辺りには第1ボタンがきます。

学ランと同様にベルトは隠れてしまいますが、作画をしておきましょう。
ベルトの位置を描いておくことで、他の部分を描くときの目安になります。

体のライン・袖のボタンを描く

体のライン・袖のボタンを描く

体に沿って服のラインを描き、袖に2個のボタンを付けます。
学ランと同じく、小指側に袖のボタンがきます。

ブレザーを描くときのポイント

ブレザーの作画ポイント

・首回りに襟が沿うように曲線を描くと自然
・布の重なりと襟の折れの終点を意識する

学ラン・ブレザー共に、首の後ろの襟が繋がっていることを意識して、円形のラインで描いみてください。

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パルミーの月謝制講座「制服の描き方講座【男子制服編】」では、男子制服の特徴や描き方の手順を、より詳しく動画で紹介しています。

制服の描き方講座【男子制服編】

制服の描き方講座【男子制服編】

学ラン・ブレザーの他にも、Yシャツやセーターネクタイやズボンといった男子学生の衣服を解説しています。
実演パートでは、学ランを着て手を上げているポーズや、セーターを着てスマホを弄っているポーズなど、ポーズに合わせて制服を描くポイントが学べます。

また、講師のにーづま。先生は、他にも「王子様風衣装の描き方講座」を担当しています。

王子様風衣装の描き方講座

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おすすめ月謝制講座

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学ラン・ブレザーの特徴や、描き方のポイントを見ていきましょう。

学ランの描き方

学ランとは何か?

江戸時代から明治時代にかけて、当時の日本はオランダと外交をしており、西洋の洋服は「蘭服」・「ランダ」と呼ばれていました。
「学ラン」は、学生用の蘭服の略語と考えられています。

学ランは詰め襟が特徴的で、襟の前をホックで留めて着用します。

学ランの特徴を写真で解説

学ランの襟元

学ランの襟元

赤く塗られている部分は、学校の紋章のバッヂが刺さる箇所です。
男子学生のキャラクターを描く際には、オリジナルのピンバッヂを描くと特色が出しやすいです。

また、男性の服は、右(向かって左側)にボタンが付いているので間違えないようにしましょう。

学ランの正面

学ランの正面

学ランの正面には5個のボタンが付いています。
袖に付いているボタンは、左右でそれぞれ2個ずつです。

学ランの丈はお尻が隠れるぐらいの長さで、第5ボタンは意外と上の方に付いています。
5個目のボタンを描いたら、すぐ下にはベルトと腰がくることを覚えておきましょう。

学ランの襟元(開いている状態)

学ランの開いている襟元

襟の左(画面向かって右側)には、襟を留めるためのホックが付いています。
また、襟の反対側には、ホックを引っ掛ける金具が付いています。

学ランらしく見せるために、襟の部分は硬めに表現しましょう。

学ランの作画手順

男性の素体

男性の素体の上から学ランを着せていきます。
詰め襟とボタンに気をつけながら描いていきましょう。

詰め襟を描く

詰め襟を描く

襟の前を留めた状態の学ランを描いていきます。

詰め襟は、首をぐるっと回るような形状をしています。
首を一周するような二本の線で、詰め襟のアタリを取りましょう。

前立て・ベルトを描く

前立て・ベルトを描く

男性の服なので、服の左身頃(服の向かって右側の部分)が上にくるように描きます。

ベルトは学ランで隠れてしまいますが、位置の目安のためにベルトも描いておくのがオススメです。

ボタン・体のラインを描く

ボタン・体のラインを描く

ベルトの上に第5ボタンまで入るように描きましょう。

肩や腕の部分は、体のラインに沿って描くことでスリムな印象になります。

袖のボタンを描く

袖のボタンを描く

袖に付いてる2つのボタンも忘れずに描きます。
袖のボタンは小指側、と覚えておきましょう。

学ランを描くときのポイント

学ランの作画ポイント

・襟の生地は硬いので、シワはできない
・襟元に「白フチ」を追加する
・肩のつなぎ目は生地が硬めなので、少し盛り上がる

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ブレザーの描き方

ブレザーとは何か?

現代では、学ランの代わりにブレザーが学生制服の主流になってきました。

ブレザーはジャケットの一種で、金属のボタンやエンブレムが特徴です。
学ランとは違って首元が開いているので、下に着ているYシャツやネクタイが見えます。

ブレザーの特徴を写真で解説

ブレザーの正面(拡大)

ブレザーの正面(拡大)

学ランの正面には5個のボタンが付いていましたが、ブレザーの正面のボタンは2個です。
ブレザーの左右の袖にも、ボタンが2個ずつ付いています。

ブレザーの正面

ブレザーの正面

ブレザーの首元のYシャツ・ネクタイが見える領域は、V字のような形を作っています。
首元のV字に沿って、上襟(カラー)と下襟(ラペル)が付いています。

上襟は五角形で、下襟は三角形の形をイメージすると描きやすいです。

ブレザーの正面2

ブレザーの左(向かって右側)の下襟は、第1ボタンの手前でカーブをしています。

学ランと同じように、ブレザーの丈はお尻が隠れるくらいの長さです。
第2ボタンの下辺りにベルトがくることを覚えておきましょう。

ブレザーの作画手順

V字のラインを描く

V字のラインを描く

首の回りを一周するアタリの線を引き、V字を描きます。

V字は、開きすぎても閉じすぎても恰好が悪く見えてしまいます。
みぞおちの辺りでV字が重なるように描きましょう。

上襟・下襟を描く

上襟・下襟を描く

上襟は五角形をイメージして描きましょう。
鎖骨と重なる位置に五角形を描くとちょうど良いです。

ボタン・ベルトを描く

ボタン・ベルトを描く

胸の下辺りには第1ボタンがきます。

学ランと同様にベルトは隠れてしまいますが、作画をしておきましょう。
ベルトの位置を描いておくことで、他の部分を描くときの目安になります。

体のライン・袖のボタンを描く

体のライン・袖のボタンを描く

体に沿って服のラインを描き、袖に2個のボタンを付けます。
学ランと同じく、小指側に袖のボタンがきます。

ブレザーを描くときのポイント

ブレザーの作画ポイント

・首回りに襟が沿うように曲線を描くと自然
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学ラン・ブレザー共に、首の後ろの襟が繋がっていることを意識して、円形のラインで描いみてください。

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パルミーの月謝制講座「制服の描き方講座【男子制服編】」では、男子制服の特徴や描き方の手順を、より詳しく動画で紹介しています。

制服の描き方講座【男子制服編】

制服の描き方講座【男子制服編】

学ラン・ブレザーの他にも、Yシャツやセーターネクタイやズボンといった男子学生の衣服を解説しています。
実演パートでは、学ランを着て手を上げているポーズや、セーターを着てスマホを弄っているポーズなど、ポーズに合わせて制服を描くポイントが学べます。

また、講師のにーづま。先生は、他にも「王子様風衣装の描き方講座」を担当しています。

王子様風衣装の描き方講座

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