【イラスト上達法】身体を描くのが苦手ならジェスチャードローイングを始めよう。やり方やコツを紹介!
キャラクターイラストがなかなか上達しない……。
そんな方には、短時間で練習量をこなせる「ジェスチャードローイング」がオススメです。
ジェスチャードローイングの練習を習慣化することにより、全身の絵を描くことへの抵抗が無くなり、キャラクターも描きやすくなります。
今回は、砂糖ふくろう先生による、パルミー月謝制講座「はじめてのジェスチャードローイング【ヌード編】」より、内容を一部抜粋してご紹介します。
イラストの上達にオススメの練習方法、ジェスチャードローイングのやり方やコツを見ていきましょう。
※この講座の一部画像はGES DRAW PARTY様の提供写真を利用させていただいています。
ジェスチャードローイングとは何か?
印象を捉えるためのジェスチャードローイング
ジェスチャードローイングとは、モデルの印象を表現するドローイングのことです。
人物のモデル・写真のポーズを見て感じた印象を、短い時間で紙に描いていきます。
ジェスチャードローイングの例
モデルを見たままに描くのではなく、「ポーズを見て感じた印象を描く」ことがジェスチャードローイングのポイントです。
ジェスチャードローイングの例①
上のジェスチャードローイングの例では、両腕を前に突き出す際の上半身の勢いを、より印象的に表現しています。
ジェスチャードローイングの例②
上のジェスチャードローイングの例では、全身の曲線の流れを捉えて、緩く柔らかい印象でモデルを描いています。
実際のモデルと輪郭が異なってもよいので、ポーズを見て感じた印象を描きましょう。
ジェスチャードローイングの効果・メリット
ジェスチャードローイングの練習を重ねることで様々なメリットがあります。
- 全身を描くことが当たり前になる
- 「推し」に好きなポージングをさせられる
- 描くことのハードルが下がる
ジャスチャードローイングの練習では、人物の全身を繰り返し描くことになります。
ジャスチャードローイングを習慣化することで、全身を描くことへの苦手意識を克服することができます。
また、全身の描き方と同時に、様々なポーズの描き方も覚えることができます。
推しのキャラクターを思い浮かべたポーズで描けるようになるのも魅力的ですね。
ジャスチャードローイングはモデル1体につき費やす時間は数分と、気軽にできる練習方法です。
失敗してもよいという気構えで量をこなすことで、絵を描くことのハードルも自然に下がってきます。
ジェスチャードローイングのやり方
道具の用意
ジェスチャードローイングをするためのペンや用紙は、何を使っても構いません。
アナログの環境ではスケッチブックを使ったり、デジタルの環境ではiPadや液タブを使ったり、普段使用している道具でジェスチャードローイングを始めましょう。
ジェスチャードローイングをやってみよう
ジェスチャードローイングを実践①
砂糖ふくろう先生は、普段はスケッチブックと色鉛筆でジェスチャードローイングをやっていますが、今回は画面を見やすくするためにiPadを使用しています。
制限時間を2分に設定して、人物モデルの印象を捉えていきます。
人体ドローイングなので、椅子は描かなくても問題ありません。
ジェスチャードローイングを実践②
カメラのような大きい物を支えている印象で描いています。
胴体から足先までの流れを捉えて表現してみてください。
消しゴムは使わない方が、線の流れを覚えることができます。
うまくいかなかった場合は、新しく描き直しましょう。
ジェスチャードローイングを実践③
見たままを描くのではなく、感じた印象を捉えて表現するのがジェスチャードローイングです。
上のジェスチャードローイングの例では、傘を抱えている人物の全身の反り具合が強調されていますね。
絵を上達させるための描き方
最初は1〜2分で単純化した素体を描く
まずは、人物モデル1体につき1〜2分で、シンプルな素体の絵で描いていきましょう。
人物モデルを単純化して、全体の動きや体の流れといった印象を捉えます。
1分ドローイングでは、10体のモデルで練習をしても10分しかかかりません。
「1分だし」という感覚で、失敗を気にせずに気楽に進めていきましょう。
素体に慣れてくると、服を着たキャラクターも簡単に描けるようになります。
素体の描き方
頭・あばら・骨盤を、立体的な球体として捉えます。
頭とあばらの間は、頭1個分空けます。
また、あばらと骨盤の間も、頭1個分空けます。
前屈みの姿勢のときなど、あばらと骨盤が重なるときは、間を空けません。
単純化した素体を描くことに慣れてきたら、肉付けをしましょう。
素体が描ければキャラクターも描けるようになります。
あばらと骨盤の間を頭1個分空ける理由は、間に接続部が入るからです。
また、頭とあばらの間には、首が入ります。
人体の比率
人体の比率を大まかに覚えておくと、ジェスチャードローイングの際にも人物が描きやすくなります。
胴体の長さを「1」とすると、脚の長さが「1」です。
また、太ももの付け根から膝までが「1」に対して、膝から足首までの長さも「1」です。
腕や脚はストレッチできる円柱、と覚えておきましょう。
表現力を身につけるために
更に、ジェスチャードローイングのポイントの学習と実践を交互に繰り返し、人物の表現力を身につけていきます。
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パルミーの月謝制講座「はじめてのジェスチャードローイング【ヌード編】」では、ジェスチャードローイングの実演を動画で見ることができ、人物モデルを表現するためのテクニックを習得できます。
- 絵を上達させるための考え方
- 「モデルの線」をワンストロークで捉える方法
- 絵を動詞で表現する方法
- 「C・S・I(曲線と直線)」を使って印象を捉える方法
- 感じた印象を強く描く「PUSH(誇張)」
授業は1日目から7日目まであり、日にち別にテーマを持ってジェスチャードローイングに取り組みます。
パルミーの月謝制講座では、他にも様々なジェスチャードローイング の講座を視聴することができます。
「はじめてのジェスチャードローイング【衣服編】」では、服のシワの特性を覚えた後に、着衣の人物をモデルにして練習を行います。
ジェスチャードローイングの熟練者である砂糖ふくろう先生の考え方を学んで、イラストの上達に役立ててみてください。
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キャラクターイラストがなかなか上達しない……。
そんな方には、短時間で練習量をこなせる「ジェスチャードローイング」がオススメです。
ジェスチャードローイングの練習を習慣化することにより、全身の絵を描くことへの抵抗が無くなり、キャラクターも描きやすくなります。
今回は、砂糖ふくろう先生による、パルミー月謝制講座「はじめてのジェスチャードローイング【ヌード編】」より、内容を一部抜粋してご紹介します。
イラストの上達にオススメの練習方法、ジェスチャードローイングのやり方やコツを見ていきましょう。
※この講座の一部画像はGES DRAW PARTY様の提供写真を利用させていただいています。
ジェスチャードローイングとは何か?
印象を捉えるためのジェスチャードローイング
ジェスチャードローイングとは、モデルの印象を表現するドローイングのことです。
人物のモデル・写真のポーズを見て感じた印象を、短い時間で紙に描いていきます。
ジェスチャードローイングの例
モデルを見たままに描くのではなく、「ポーズを見て感じた印象を描く」ことがジェスチャードローイングのポイントです。
ジェスチャードローイングの例①
上のジェスチャードローイングの例では、両腕を前に突き出す際の上半身の勢いを、より印象的に表現しています。
ジェスチャードローイングの例②
上のジェスチャードローイングの例では、全身の曲線の流れを捉えて、緩く柔らかい印象でモデルを描いています。
実際のモデルと輪郭が異なってもよいので、ポーズを見て感じた印象を描きましょう。
ジェスチャードローイングの効果・メリット
ジェスチャードローイングの練習を重ねることで様々なメリットがあります。
- 全身を描くことが当たり前になる
- 「推し」に好きなポージングをさせられる
- 描くことのハードルが下がる
ジャスチャードローイングの練習では、人物の全身を繰り返し描くことになります。
ジャスチャードローイングを習慣化することで、全身を描くことへの苦手意識を克服することができます。
また、全身の描き方と同時に、様々なポーズの描き方も覚えることができます。
推しのキャラクターを思い浮かべたポーズで描けるようになるのも魅力的ですね。
ジャスチャードローイングはモデル1体につき費やす時間は数分と、気軽にできる練習方法です。
失敗してもよいという気構えで量をこなすことで、絵を描くことのハードルも自然に下がってきます。
ジェスチャードローイングのやり方
道具の用意
ジェスチャードローイングをするためのペンや用紙は、何を使っても構いません。
アナログの環境ではスケッチブックを使ったり、デジタルの環境ではiPadや液タブを使ったり、普段使用している道具でジェスチャードローイングを始めましょう。
ジェスチャードローイングをやってみよう
ジェスチャードローイングを実践①
砂糖ふくろう先生は、普段はスケッチブックと色鉛筆でジェスチャードローイングをやっていますが、今回は画面を見やすくするためにiPadを使用しています。
制限時間を2分に設定して、人物モデルの印象を捉えていきます。
人体ドローイングなので、椅子は描かなくても問題ありません。
ジェスチャードローイングを実践②
カメラのような大きい物を支えている印象で描いています。
胴体から足先までの流れを捉えて表現してみてください。
消しゴムは使わない方が、線の流れを覚えることができます。
うまくいかなかった場合は、新しく描き直しましょう。
ジェスチャードローイングを実践③
見たままを描くのではなく、感じた印象を捉えて表現するのがジェスチャードローイングです。
上のジェスチャードローイングの例では、傘を抱えている人物の全身の反り具合が強調されていますね。
絵を上達させるための描き方
最初は1〜2分で単純化した素体を描く
まずは、人物モデル1体につき1〜2分で、シンプルな素体の絵で描いていきましょう。
人物モデルを単純化して、全体の動きや体の流れといった印象を捉えます。
1分ドローイングでは、10体のモデルで練習をしても10分しかかかりません。
「1分だし」という感覚で、失敗を気にせずに気楽に進めていきましょう。
素体に慣れてくると、服を着たキャラクターも簡単に描けるようになります。
素体の描き方
頭・あばら・骨盤を、立体的な球体として捉えます。
頭とあばらの間は、頭1個分空けます。
また、あばらと骨盤の間も、頭1個分空けます。
前屈みの姿勢のときなど、あばらと骨盤が重なるときは、間を空けません。
単純化した素体を描くことに慣れてきたら、肉付けをしましょう。
素体が描ければキャラクターも描けるようになります。
あばらと骨盤の間を頭1個分空ける理由は、間に接続部が入るからです。
また、頭とあばらの間には、首が入ります。
人体の比率
人体の比率を大まかに覚えておくと、ジェスチャードローイングの際にも人物が描きやすくなります。
胴体の長さを「1」とすると、脚の長さが「1」です。
また、太ももの付け根から膝までが「1」に対して、膝から足首までの長さも「1」です。
腕や脚はストレッチできる円柱、と覚えておきましょう。
表現力を身につけるために
更に、ジェスチャードローイングのポイントの学習と実践を交互に繰り返し、人物の表現力を身につけていきます。
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- 絵を上達させるための考え方
- 「モデルの線」をワンストロークで捉える方法
- 絵を動詞で表現する方法
- 「C・S・I(曲線と直線)」を使って印象を捉える方法
- 感じた印象を強く描く「PUSH(誇張)」
授業は1日目から7日目まであり、日にち別にテーマを持ってジェスチャードローイングに取り組みます。
パルミーの月謝制講座では、他にも様々なジェスチャードローイング の講座を視聴することができます。
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ジェスチャードローイングの熟練者である砂糖ふくろう先生の考え方を学んで、イラストの上達に役立ててみてください。
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