絵の初心者なら何から学び始めるべき!?イラストの描き方を基本から学べる講座はこちら
イラストを描いてみたいけれど、何から始めればよいのだろう?絵を初めて描く方は、練習方法や描き方のポイントが分からずに、お悩みの人も多いと思います。
今回は、パルミー月謝制講座「ゼロから始めるイラスト入門講座」より、内容を一部抜粋してご紹介します。
線の引き方やトレースの練習方法といった基礎から、キャラクターの描き方まで学べる、イラストの入門講座を見ていきましょう。
5つのステップに分けて絵の練習
この講座はこんな方にオススメ
- 絵を描くのが初めての人
- 何から始めればよいのか分からない人
- 初心者用の練習方法を知りたい人
目標までの5つのステップ
キャラクター(パルミーちゃん)を描けるようになるために、5つのステップに分けて練習をします。
- 線に慣れる
- 髪と目をトレースする
- 正面の顔を描く
- バストアップを描く
- 服を着せる
まずは、線に慣れるところから始めます。
徐々にステップアップして、キャラクターが描けるようになりましょう!
1.線に慣れる
キャラクターイラストは「線」の集まり
線画のキャラクターイラストを見てみましょう。
キャラクターは、目や髪、顔などのパーツが合わさって作られています。
更に、目や髪などのパーツを細かく見てみましょう。
目・まつ毛は円形に近い線や曲線が多く、髪の毛は緩やかにカーブする長い曲線で描かれていますね。
きれいな線と汚い線の比較
円形の線や長い曲線に慣れていないと、線が歪んだり汚くなったり、キャラクターの絵に悪い印象を与えてしまいます。
線を引く練習を重ねることで、長いストロークの曲線もスムーズに描けるようになります。
線の引き方から覚えて、キャラクターをきれいに仕上げられるようになりましょう。
道具を用意してウォーミングアップ
絵を描くために必要な道具
〔デジタルの場合〕
画面サイズ:A4、解像度200dpi程度
使用するペン:Gペン
〔アナログの場合〕
用紙サイズ:A4またはB5(コピー用紙やノートなど)
使用するペン:2Bより柔らかい鉛筆や、筆ペン
デジタルの場合は、CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のGペンのような、線の強弱をつけやすいペンが向いています。
アナログでシャーペンをお使いの方は、太めの芯を使うと、長い線が引きやすくてオススメです。
まずはウォーミングアップ
道具が用意できたら、線のウォーミングアップを始めます。
特定の形を描こうとせずに自由に線を引きましょう。
筆圧を意識して線に強弱をつけながら、線を引くことに慣れます。
長いストロークの線の引き方
次は、少し実践的な線に近づけて、長いストロークの線を練習してみましょう。
線の悪い例と良い例
〔悪い例〕
①短いストロークで何度も重ねて描く
②ゆっくり引いて線がヨレヨレになる
〔良い例〕
③手首のスナップで勢いよく描く
④長い線は肘と手首で勢いよく描く
手首のスナップだけで描く
手首のスナップを利かせて払うように描くと、ブレの無い、勢いのある線が引けます。
しかし、手首を動かすだけだと、長いストロークの線が引けません。
手首と肘を使って描く
手首の動きだけではなく、更に肘も動かすようにします。
肘の動きも加わることにより、長くて勢いのある線を引くことができます。
2.髪と目をトレースする
トレースとは何か?
下絵の上に別の用紙を乗せて、下絵をなぞって写し取ることを「トレース」と呼びます。
アナログでは、トレース台と呼ばれる道具などで下から光を当て、下絵を透かしながらトレースをします。
デジタルでは、ペイントソフトのレイヤーと呼ばれる機能を用いて、簡単にトレースをすることができます。
トレースでキャラクターの線に慣れる
トレースの練習方法
実際のキャラクターのパーツをトレースして、実践的な線に慣れましょう。
頑張って線を繋げようとすると、線がヨレてしまいます。
はみ出しても良いので、勢いよく線を引きましょう。
はみ出した箇所は、後から消しゴムで消すことができます。
目のトレース
キャンバスを拡大しすぎると、細部しか目に入らずに線が引きづらくなってしまいます。
目をトレースする際は、目の全体が見えるくらいの大きさにしておくと、ちょうど良いです。
まつ毛の下のラインや目の輪郭など、長くて難しい線は途中で区切ると、トレースがしやすくなります。
区切りすぎると線が汚くなってしまうので、2〜3回程度に分けて線を引きましょう。
描いた線を消しゴムで整えるときは、キャンバスを思い切って拡大しても大丈夫です。
髪の毛のトレース
髪の毛も長い曲線が多くて難しいですが、徐々に慣れていきましょう。
実際の線の引き方やトレースの練習方法など、パルミー月謝制講座「ゼロから始めるイラスト入門講座」では、講師の実演を動画で見ることができます。
3.正面顔を描く
イラストを描く順序
線に慣れてきたら、続いては正面顔に挑戦してみましょう。
大きく分けて3段階の手順を経て、キャラクターの顔を完成させます。
- アタリ
- 下書き
- 線画
アタリから下書きを作り、線画に仕上げる方法は、イラスト制作では一般的な手順です。
アタリ・下書き・線画の手順を、ぜひ覚えてみてください。
アタリ
アタリの段階では、顔の輪郭やパーツの位置をざっくりと決めます。
卵型の輪郭を描き、中心線と目の位置を決めましょう。
縦の中心線は、鼻や口がズレないようにするための補助線です。
下書き
アタリからいきなり線画を仕上げるのは難しいので、下書きを挟みます。
下書きでは、アタリを元にして顔や髪の毛を描き、キャラクターの雰囲気を出していきます。
後の手順で線画を描くので、下書きの段階では線が汚くても問題はありません。
下書きが一度で描けない場合は、下書き1、下書き2……といったように、段階を更に細かく分けてみてください。
線画
下書きの上から、きれいな線でクリーンアップをしていきます。
線の練習を思い出して、下書きをトレースで整えながら線を引きます。
描き足したいところは、下書きの段階で描いておくのがオススメです。
線画の段階では線を引くことに集中することで、仕上がりもきれいになります。
完成
更に、パーツ別の描き方や顔の比率を学び、バストアップや上半身が描けるようになると、キャラクターの完成です!
ゼロから始めるイラスト入門講座をもっと詳しく動画で解説!7日間の無料お試しで視聴しよう!
パルミーの月謝制講座「ゼロから始めるイラスト入門講座」では、線の引き方やキャラクターの描き方をより詳細に学べます。
- 手の動かし方や練習の仕方など、講師の実演解説
- リアルとデフォルメの違い、キャラクターを可愛くするポイント
- 目や髪の毛の描き方の手順、顔の比率
- バストアップや服の描き方
- 初心者の方が悩みがちな問題を解決するQ&A
また、講座の後半には、男性キャラクターの描き方を解説した授業があります。
女性キャラクターの授業と同様に、目や髪の毛といったパーツの描き方を覚えた後は、バストアップや服まで描けるように徐々にステップアップしていきます。
線を引く練習から始まり、キャラクターが描けるようになる「ゼロから始めるイラスト入門講座」は、イラスト初心者の方に役立つ講座です。ぜひご視聴ください。
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今回は、パルミー月謝制講座「ゼロから始めるイラスト入門講座」より、内容を一部抜粋してご紹介します。
線の引き方やトレースの練習方法といった基礎から、キャラクターの描き方まで学べる、イラストの入門講座を見ていきましょう。
5つのステップに分けて絵の練習
この講座はこんな方にオススメ
- 絵を描くのが初めての人
- 何から始めればよいのか分からない人
- 初心者用の練習方法を知りたい人
目標までの5つのステップ
キャラクター(パルミーちゃん)を描けるようになるために、5つのステップに分けて練習をします。
- 線に慣れる
- 髪と目をトレースする
- 正面の顔を描く
- バストアップを描く
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まずは、線に慣れるところから始めます。
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キャラクターイラストは「線」の集まり
線画のキャラクターイラストを見てみましょう。
キャラクターは、目や髪、顔などのパーツが合わさって作られています。
更に、目や髪などのパーツを細かく見てみましょう。
目・まつ毛は円形に近い線や曲線が多く、髪の毛は緩やかにカーブする長い曲線で描かれていますね。
きれいな線と汚い線の比較
円形の線や長い曲線に慣れていないと、線が歪んだり汚くなったり、キャラクターの絵に悪い印象を与えてしまいます。
線を引く練習を重ねることで、長いストロークの曲線もスムーズに描けるようになります。
線の引き方から覚えて、キャラクターをきれいに仕上げられるようになりましょう。
道具を用意してウォーミングアップ
絵を描くために必要な道具
〔デジタルの場合〕
画面サイズ:A4、解像度200dpi程度
使用するペン:Gペン
〔アナログの場合〕
用紙サイズ:A4またはB5(コピー用紙やノートなど)
使用するペン:2Bより柔らかい鉛筆や、筆ペン
デジタルの場合は、CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のGペンのような、線の強弱をつけやすいペンが向いています。
アナログでシャーペンをお使いの方は、太めの芯を使うと、長い線が引きやすくてオススメです。
まずはウォーミングアップ
道具が用意できたら、線のウォーミングアップを始めます。
特定の形を描こうとせずに自由に線を引きましょう。
筆圧を意識して線に強弱をつけながら、線を引くことに慣れます。
長いストロークの線の引き方
次は、少し実践的な線に近づけて、長いストロークの線を練習してみましょう。
線の悪い例と良い例
〔悪い例〕
①短いストロークで何度も重ねて描く
②ゆっくり引いて線がヨレヨレになる
〔良い例〕
③手首のスナップで勢いよく描く
④長い線は肘と手首で勢いよく描く
手首のスナップだけで描く
手首のスナップを利かせて払うように描くと、ブレの無い、勢いのある線が引けます。
しかし、手首を動かすだけだと、長いストロークの線が引けません。
手首と肘を使って描く
手首の動きだけではなく、更に肘も動かすようにします。
肘の動きも加わることにより、長くて勢いのある線を引くことができます。
2.髪と目をトレースする
トレースとは何か?
下絵の上に別の用紙を乗せて、下絵をなぞって写し取ることを「トレース」と呼びます。
アナログでは、トレース台と呼ばれる道具などで下から光を当て、下絵を透かしながらトレースをします。
デジタルでは、ペイントソフトのレイヤーと呼ばれる機能を用いて、簡単にトレースをすることができます。
トレースでキャラクターの線に慣れる
トレースの練習方法
実際のキャラクターのパーツをトレースして、実践的な線に慣れましょう。
頑張って線を繋げようとすると、線がヨレてしまいます。
はみ出しても良いので、勢いよく線を引きましょう。
はみ出した箇所は、後から消しゴムで消すことができます。
目のトレース
キャンバスを拡大しすぎると、細部しか目に入らずに線が引きづらくなってしまいます。
目をトレースする際は、目の全体が見えるくらいの大きさにしておくと、ちょうど良いです。
まつ毛の下のラインや目の輪郭など、長くて難しい線は途中で区切ると、トレースがしやすくなります。
区切りすぎると線が汚くなってしまうので、2〜3回程度に分けて線を引きましょう。
描いた線を消しゴムで整えるときは、キャンバスを思い切って拡大しても大丈夫です。
髪の毛のトレース
髪の毛も長い曲線が多くて難しいですが、徐々に慣れていきましょう。
実際の線の引き方やトレースの練習方法など、パルミー月謝制講座「ゼロから始めるイラスト入門講座」では、講師の実演を動画で見ることができます。
3.正面顔を描く
イラストを描く順序
線に慣れてきたら、続いては正面顔に挑戦してみましょう。
大きく分けて3段階の手順を経て、キャラクターの顔を完成させます。
- アタリ
- 下書き
- 線画
アタリから下書きを作り、線画に仕上げる方法は、イラスト制作では一般的な手順です。
アタリ・下書き・線画の手順を、ぜひ覚えてみてください。
アタリ
アタリの段階では、顔の輪郭やパーツの位置をざっくりと決めます。
卵型の輪郭を描き、中心線と目の位置を決めましょう。
縦の中心線は、鼻や口がズレないようにするための補助線です。
下書き
アタリからいきなり線画を仕上げるのは難しいので、下書きを挟みます。
下書きでは、アタリを元にして顔や髪の毛を描き、キャラクターの雰囲気を出していきます。
後の手順で線画を描くので、下書きの段階では線が汚くても問題はありません。
下書きが一度で描けない場合は、下書き1、下書き2……といったように、段階を更に細かく分けてみてください。
線画
下書きの上から、きれいな線でクリーンアップをしていきます。
線の練習を思い出して、下書きをトレースで整えながら線を引きます。
描き足したいところは、下書きの段階で描いておくのがオススメです。
線画の段階では線を引くことに集中することで、仕上がりもきれいになります。
完成
更に、パーツ別の描き方や顔の比率を学び、バストアップや上半身が描けるようになると、キャラクターの完成です!
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