

魚眼パースの描き方 メイキング。アオリ・フカンの違いとコツ
魚眼パースは、カメラの魚眼レンズで撮った写真のように、画面の端を大きく歪ませたイラストのこと。
まるでキャラクターがこちらに訴えかけてくるような、迫力のある魅力的なキャラクターイラストを描くことが出来ます。
今回はイラストレーターのぐれーともす先生によるパルミー月謝制講座「実践・魚眼パース作画講座」から一部抜粋してご紹介します。
魚眼パースのイラストを描いてみたい、挑戦しているけれどあまりなかなか上手く描けない。キャラクターをもっと魅力的に描いてみたい、という方におすすめです!
魚眼パースとは?
そもそも魚眼パースとは何でしょうか。
魚眼パースとは、カメラの魚眼レンズ撮影したような、丸みを帯びた絵のこと。
パースが強めにかかるので目立たせたい部分をより強調することができます。

私達人間が見える範囲は、垂直方向に約120度、水平方向に約200度と言われています。
しかし、すべてが一度に見えているわけではなく、感覚的な視野は約50度~60度です。
魚眼レンズの画角は一般的に180度となっているので、自分の目の前にある範囲がすべて画面に投影されるということになります。
魚眼パースのキャラクターイラストの描き方
ここからは、魚眼パースを使ったアオリ・フカンのキャラクターイラストのメイキングを2つご紹介します。
どちらも「自撮りをしている女の子」がテーマです。フカンのイラストの描き方

まずはざっくりとキャラクターのラフと描きます。
そこから見せたい部分を中心にしてレンズのように大きく丸を描きます。
今回は顔を一番見せたいので、顔が中心になるようにしました。
魚眼パースでキャラクターイラストを描くときは、顔にあまりパースをかけないことが可愛く見えるコツです。

身体を描くときは、レンズから近いところを大きく、遠いところは小さくするのがポイント。
顔に近い胸元を強調して大きく、腰は小さく描いていきます。ソックスなどの身体に沿ったアイテムを描く場合、深めの楕円のラインを意識するとよりパースが掛かっているように見えます。
魚眼パースの背景の描き方(フカン)
キャラクターのラフができたら背景を描いていきましょう。
魚眼パースの背景のポイントは2つあります。
- 中央にパースが集まるようにする
- 一画面に天井と床の両方が入る

背景を描くために必要なガイド線を引いていきます。
魚眼パースのパース線は3種類あります。
- 水平線に向かう線(青い線)
- 上下に向かう線(赤い線)
- 中心に向かう線(緑の線)
中央の顔のあたりにある円を大体の消失点としてガイドを引きながら背景を描いていきましょう。
アオリのイラストの描き方
魚眼パースのキャラクターイラストでアオリの構図は、下半身が大きく、顔が小さいのが特徴です。下半身の近くにカメラがあり、顔はカメラから遠いイメージです。

手をカメラに突き出しているポーズにしました。手の大きさは、全体に極端にパースが掛かり、さらに突き出しているので、思いっきり大きくしても大丈夫です。
大きさにメリハリをつけることでイラストに迫力が出ます。
描きながらバランスを見て調整していきましょう。
魚眼パースの背景の描き方(アオリ)

公園のベンチに座っている女の子なので、ベンチと樹木を描いていきます。
目の上あたりに縦の消失点を設定し、それに向かうようにガイド線を引いていきます。
魚眼らしく丸みを感じさせるよう、回り込むように木を配置していきます。
写真から魚眼パースを作る
ここからは、写真を使って背景から魚眼パースを描いていく方法をご紹介します。CLIP STUDIOでご説明していますが、Photoshopなど、同様の機能がある画像ソフトで使えるテクニックです。

まずは、一点透視を意識して撮った写真をCLIP STUDIOの機能を使い、魚眼レンズ風にします。
[フィルター]→[変形]→[魚眼レンズ]
×の位置を動かすと歪みの中心(消失点)を変えることができます。

歪ませた写真を参考に、パースのガイド線を作成します。
中央に消失点となる円を描き、壁や床を参考にラインをガイド線を引いていきましょう。
ガイドを引いたら、正面にキャラクターのイラストを配置します。
今回も一番目がいきやすく、目立つ消失点のところに顔がくる構図にしました。

ガイド線を参考に、パースを強調するようにして背景を描いていきます。
廊下やトンネルのような縦と横の線が多い背景は魚眼らしさが伝わるのでおすすめです!
魚眼パースの描き方をもっと詳しく動画で解説!7日間の無料お試し視聴もあります
パルミーの月謝制講座では、魚眼パースの描き方をさらに詳しくご紹介しています。

ぐれーともす先生による「実践・魚眼パース作画講座」では、より魅力的な魚眼パース作画のポイントを詳細に解説しています。
無料お試しでは、これらの講座をはじめとする全200以上の講座が全部視聴出来ます! パルミーの月謝制詳細についてはこちらから!
魚眼パースは、カメラの魚眼レンズで撮った写真のように、画面の端を大きく歪ませたイラストのこと。
まるでキャラクターがこちらに訴えかけてくるような、迫力のある魅力的なキャラクターイラストを描くことが出来ます。
今回はイラストレーターのぐれーともす先生によるパルミー月謝制講座「実践・魚眼パース作画講座」から一部抜粋してご紹介します。
魚眼パースのイラストを描いてみたい、挑戦しているけれどあまりなかなか上手く描けない。キャラクターをもっと魅力的に描いてみたい、という方におすすめです!
魚眼パースとは?
そもそも魚眼パースとは何でしょうか。
魚眼パースとは、カメラの魚眼レンズ撮影したような、丸みを帯びた絵のこと。
パースが強めにかかるので目立たせたい部分をより強調することができます。

私達人間が見える範囲は、垂直方向に約120度、水平方向に約200度と言われています。
しかし、すべてが一度に見えているわけではなく、感覚的な視野は約50度~60度です。
魚眼レンズの画角は一般的に180度となっているので、自分の目の前にある範囲がすべて画面に投影されるということになります。
魚眼パースのキャラクターイラストの描き方
ここからは、魚眼パースを使ったアオリ・フカンのキャラクターイラストのメイキングを2つご紹介します。
どちらも「自撮りをしている女の子」がテーマです。フカンのイラストの描き方

まずはざっくりとキャラクターのラフと描きます。
そこから見せたい部分を中心にしてレンズのように大きく丸を描きます。
今回は顔を一番見せたいので、顔が中心になるようにしました。
魚眼パースでキャラクターイラストを描くときは、顔にあまりパースをかけないことが可愛く見えるコツです。

身体を描くときは、レンズから近いところを大きく、遠いところは小さくするのがポイント。
顔に近い胸元を強調して大きく、腰は小さく描いていきます。ソックスなどの身体に沿ったアイテムを描く場合、深めの楕円のラインを意識するとよりパースが掛かっているように見えます。
魚眼パースの背景の描き方(フカン)
キャラクターのラフができたら背景を描いていきましょう。
魚眼パースの背景のポイントは2つあります。
- 中央にパースが集まるようにする
- 一画面に天井と床の両方が入る

背景を描くために必要なガイド線を引いていきます。
魚眼パースのパース線は3種類あります。
- 水平線に向かう線(青い線)
- 上下に向かう線(赤い線)
- 中心に向かう線(緑の線)
中央の顔のあたりにある円を大体の消失点としてガイドを引きながら背景を描いていきましょう。
アオリのイラストの描き方
魚眼パースのキャラクターイラストでアオリの構図は、下半身が大きく、顔が小さいのが特徴です。下半身の近くにカメラがあり、顔はカメラから遠いイメージです。

手をカメラに突き出しているポーズにしました。手の大きさは、全体に極端にパースが掛かり、さらに突き出しているので、思いっきり大きくしても大丈夫です。
大きさにメリハリをつけることでイラストに迫力が出ます。
描きながらバランスを見て調整していきましょう。
魚眼パースの背景の描き方(アオリ)

公園のベンチに座っている女の子なので、ベンチと樹木を描いていきます。
目の上あたりに縦の消失点を設定し、それに向かうようにガイド線を引いていきます。
魚眼らしく丸みを感じさせるよう、回り込むように木を配置していきます。
写真から魚眼パースを作る
ここからは、写真を使って背景から魚眼パースを描いていく方法をご紹介します。CLIP STUDIOでご説明していますが、Photoshopなど、同様の機能がある画像ソフトで使えるテクニックです。

まずは、一点透視を意識して撮った写真をCLIP STUDIOの機能を使い、魚眼レンズ風にします。
[フィルター]→[変形]→[魚眼レンズ]
×の位置を動かすと歪みの中心(消失点)を変えることができます。

歪ませた写真を参考に、パースのガイド線を作成します。
中央に消失点となる円を描き、壁や床を参考にラインをガイド線を引いていきましょう。
ガイドを引いたら、正面にキャラクターのイラストを配置します。
今回も一番目がいきやすく、目立つ消失点のところに顔がくる構図にしました。

ガイド線を参考に、パースを強調するようにして背景を描いていきます。
廊下やトンネルのような縦と横の線が多い背景は魚眼らしさが伝わるのでおすすめです!
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