赤ずきんちゃんイラストメイキング！童話の登場人物をリメイク

この講座では主に色塗りをメインにイラストを描いていきます。
下書きはうまく描けたのに、色塗りになるとイマイチになる…そんな経験をしたことはありませんか？
そんなときはこの講座を見て、色塗りの全体的な進め方や雰囲気をつかんでいきましょう！

赤ずきんちゃんを描く！

肌に陰影をつける

動画が始まる段階で、すでに全体的な色分けを終えています。パーツごとに塗り進めるとわかりやすいでしょう。
まずは肌の露出している部分に影をつけます。
光源の位置を想定して影になる部分を塗っていきます。明部と暗部の境目をぼかすと自然に見えます。

顔に落ちる髪の毛の影や、まぶたに落ちる影を描きます。

次に腕や谷間、マントによって落ちてきている影を描きます。

足の影を描いていきます。

目や唇、髪の毛などの顔まわりの色を塗る

目や唇、髪の毛など一番目線が集中するところを塗っていきます。
影をつけたいときは影が落ちる元のモチーフの色と同系色で明度の低い色を選びましょう。また、髪の毛や肌のでっぱっている部分や、高いところにはハイライトを入れましょう。

衣装に陰影をつける

洋服やマントに色を塗っていきます。このとき、一番暗くなる部分を意識して、普通に落ちる影よりもう一段階明度の低い色を塗るとより立体感が出ます。

カゴの下に見えるスカートは、手前に出てきているスカートより奥まっていて、マントに覆いかぶさっているためさらに影が濃くなります。

アイテムを塗る

今回は赤ずきんちゃんがリンゴの入ったカゴを持っているので、カゴも塗っていきます。

全体の仕上げ、修正

色塗りを終え、気になる部分の修正や仕上げをしていきます。目元の彩度を上げ、さらに華やかにします。

より自然な髪の毛になるよう、束になっていない髪の毛を描き足して行きます。

Photoshopで背景を描く

最後にPhotoshopに移動して背景を描きます。ブラシなどを使って背景に木々を足していきます。
今回はNeko-Rina先生があらかじめ登録していたブラシプリセットを使用して木を描いていきます。

ブラシツールで木の葉を描きました。

続いて木の枝や落ち葉を描き込んだ後、背景を加工してキャラクターを目立たせ完成です。

以上で赤ずきんちゃんのイラストメイキングは終了です。テキストでの解説でイメージが掴みにくいところは、この講座を参考にぜひ実践してみて下さいね！